Airbnbグローバル交通責任者にフレッド・リードが就任

世界最大手のコミュニティ主導型マーケットプレイスのAirbnb本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本語名:エアビーアンドビー、以下:Airbnb)は、本日、グローバル交通責任者にフレッド・リードが就任したことを発表しました。

Airbnbのミッションは「どこにでも居場所がある世界を実現させる」ことです。このミッションを一歩進めるために、Airbnbは宿泊、体験、移動といった旅の始まりから終わりまでをワンストップで提供するエンド・ツー・エンドのプラットフォームを導入し、旅の新しいかたちを提案します。

このゴールを実現するため、グローバル交通責任者として航空業界のパイオニアであるフレッド・リードを任命しました。フレッドはシームレスな旅を実現するためのパートナーシップやサービス開発に注力するとともに、Airbnb の本質とも言える人と人のつながりが生むホスピタリティを提供していきます。

 

AirbnbのCEO兼共同創業者であるブライアン・チェスキーは次のように語っています。「飛行機に乗ることがそれだけでマジカルな旅であった時代がかつてありました。今日、移動時間は目的地に着くまでの忍耐の時間で、その時間を楽しむものではなくなっています。これを変えなければいけないと感じました。この画期的な事業を任せられるのはフレッドを置いて他になく、彼のAirbnbへの入社を大変嬉しく思います。」

フレッドは30年以上にわたり航空業界の専門家として世界中の人々に愛される製品開発や導入に携わってきました。彼は前職でキティホークの独立部門であるコーラ・エアクラフト・プログラム社長として最新の垂直離着陸する全電動 飛行機の開発を進めてきました。それ以前は世界最大の航空機メーカーであるボンバルディア社の独立部門であるフレックスジェット社の社長でした。

Airbnbグローバル交通責任者就任にあたりフレッドは次のように述べています。Airbnbの素晴らしいグローバル・コミュニティは宿泊と旅行先での体験を革新してきました。Airbnbで旅の目的地への移動時間にまつわる諸問題に取り組むことができるのを非常に嬉しく感じています。空の旅、地上での移動に関わらず移動時間を容易にかつ楽しくするための製品開発やパートナーシップの機会は限りなくあります。これらの可能性を実現させるには長い年月と絶え間ない試行が欠かせません。このように大きな挑戦の機会を与えられ大変光栄です。」

フレッドはヴァージン・アメリカの創業CEOとしてアメリカの次世代エアラインを一から築き上げ、ユニークで人気の高い機内サービスやエンタテイメント、質の高い機内食、機内デザインなどを開発しました。また、デルタ航空の社長として、グローバルで最も総合的な航空会社連合であるスカイチーム・アライアンスを牽引しました。1996年に彼は米国人として初めて独ルフトハンザ航空の社長兼COOに就任し、世界初の複数のエアラインブランドから成るスター・アライアンスを共同設計しました。

将来に向け、フレッドとAirbnbチームはAirbnbのプラットフォームを活用し、旅行やツーリズム業界のパートナーと、世界中の人々により価値ある旅の体験を提供するとともに、パートナーに収益の機会を創出します。 Airbnb は旅行や体験をする人(ゲスト)と受け入れる人(ホスト)から成るユニークなグローバル・コミュニティに支えられています。Airbnb は500万以上の宿泊施設と数千件に登る素晴らしい体験を世界中で提供しています。コミュニティによる支援によって、2019年第一四半期には5億人を超えるゲストがAirbnbリスティングに宿泊することが予測されます。Airbnbのコミュニティはグローバル・ブランドとして広く認知され、Googleのある上層部によると、Airbnbは「宿泊サイトとして最も多く検索されるブランド」であると言われています。グローバル・コミュニティとブランドの相乗効果により、Airbnbプラットフォームを活用することでパートナーに多くのビジネス機会が生まれます。

ブライアンはさらにこう語っています。Airbnbは移動時間を改善させるためのアイデアやパートナーシップをさらに模索していきます。それらがどんな形態になるか決まっているわけではありませんが、新たに航空会社を設立することや単なる航空券の予約サイトを追加することは考えていません。確実に言えることは、誰もが快適な移動時間を過ごせるようになるための大きなチャンスがあるということです。」